今週はワンピースドレスの型紙の微調整がメインでした( ´Д`)=3
型紙をAR-CADで書いているのは以前も書きましたが
初めて本借りて、本の型紙をまねして鳥音(かのん)サイズに調整して作ったのが
これです。
このときの型紙は
いろいろと適当に書いて縫い合わせる線のところだけCADで測定しながら長さをそろえてなんとか作り上げました。
その後この型紙から、ショルダーレスなど何枚か作った後に、上半身のカーブのところがどうしても縫いづらかったので上半身とスカート部分を切り離して
これを作りました。
このときの型紙が
これです。
スカートの縫合線を少し曲線にして丸みを帯びさせて、上半身前身頃のラインはダーツを作る要領で曲線と曲線の間を谷折にして曲線を縫っていきました。
後身頃に関しては省略(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
この時は上半身とスカートの縫合線の微調整はしていなかったと思います。
それでも裁縫のよいところで現物のセンターと両端さえあわせてしまえばなんとかんるものなんですね。
その次に作ったのがこれで型紙は
これです。
ひとつ前のとはスカートの縫合線を直線に戻して、上半身前身頃のダーツ使用のラインの幅を小さくしています。
これで随分といい感じになっていて、ドールショウなどで直接見ていただいた方から身体のラインと縫合のラインがあっていることを褒めていただきました。
ただし実際のところ上下分割にしてから、上下の方合繊の長さは意外と適当だったししたので今回そこらへんと中心に修正してみました。
スカートが前より後のほうが少し短くなっているデザインはそのままにしたかったので、上下の縫合線の円弧は中心を少しずらして書いて、上半身の方合繊の長さから円周長で何度ずらしたらよいかを計算しながら8分割しました。
関数電卓での計算なのでそれほど難しいことでもなかったです。
この図を書き終えてから、「まえRL」と「まえ横」と「後横」(左右対称なので片方だけ)と「後L」と「後R」の線と内円と外円の円弧を選んでそれぞれコピーして貼り付けして、
余分な円弧の削除をしました。
こんな感じです。
それぞれ同じ作業が終わったら、今回は上半身とスカートの部分の縫い目の無いものを作りたかったので
この状態からスカートの部分を上にずらして
合体!
余分な線を消して
一番前の部分大まかな形の完成です。
これと同じようなことを残りの「まえ横」「後横」「後L」「後R」と作って
今回は今ちょっと作りたいと思っているドレスがショルダーレス?なので胸元?襟元?のラインを書き換えてCADの複線のコピー機能を使って5mmの縫い代をつけて今回の型紙
の完成です。
前は3分割ですが後は2分割なのでこのような形になりました。
「後L」のところだけ縫い代が多いのは重なる部分に面ファスナーをつけるので多くとってあります。
そのままでは胸元に隙間が開いてしまいそうだったので、赤丸のところにダーツ(でいいのかな?)を追加しています。
ですが、実際につくる時になって少しダーツが大きすぎやしないかと上側を3mmほど下げて作ったらやっぱり足らなくて胸元がゆるゆる、そのままではあんまりなのでいろいろなところを追加で絞り込みました。
そして前回の仕入れでこんな便利そうなレースが売っていたので衝動買いしてしまいました。
それでは完成写真です。
装飾はスカートの裾にフリルを縫い付けたのと随分前に買って使っていなかったアイロンでくっつくメタルと胸元にチュールの細かい感じのものを細く縫い付けてあるだけのシンプル使用です。
意味も無く左右少し斜めアップを撮ってみました。
後姿ですが、後の開きの重ね部分の処理が上手くいかず大分変
アップにするとよくわかります。
ここはどうしたら正解だったのかな。
いつもドレスを作る時は月曜に型紙を作って火曜から作り初めて三段フリルや四段ギャザー使用の時は金曜まで目一杯、レースを縫いつけてあるだけでも少し余裕のある金曜までですが、今回は型紙にしっかり縫い代をつけたのと、袖が無いのとレースがもともとでゴージャスになっていたので2日(4時間ぐらい)で完成しました。
ちょっと手抜き(//∇//)
それでも、完成後に着てもらっ手から修正したので型紙をもう少し考え直さないといけないですね。
今週はこんな感じでした!
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